メサイア 通常版

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MESSIAH Popular Edition

お勧め:★★★★★
年齢区分 :18禁(全力で18禁!!!! って感じです/どんな)
主要キャスト:皇帝・凪野隼斗・黒瀬鷹
ヤバイ!
めちゃくちゃ面白かったです、このゲーム!(大興奮)
今更、と云わないでやって下さい(笑)。
※丁度1年ほど前にリリースされたゲームです
ひろ、途中で投げ出さずにフルコンプしたBLPCゲームは初めてかもしれません(…)。
お勧め戴いた方に心より感謝
こんな良作をスルーしていた自分が恐ろしい…。
これ、Playしていない方に激しくお勧めしたいです!
キーワードは、吸血鬼・監禁・西洋・館・魔性受け・へたれ年下わんこ攻め・リバ・退廃・ホラー・ダーク・切ない。(多!)
エロスはかなり濃厚。濃ゆいと云うか、特濃! と云う感じ(笑)。
ただ、それだけじゃない芯のしっかりとしたストーリーです。
ホラーとかダークとか書きましたが、ぐろくはないです。(て、ひろさんの云うことだからなあ…/…)
そこまで痛い痛い痛い無理! みたいな描写&シーンはありません。
ハイヒールでナニをぐりぐりされる痛いシーンは1つだけありましたが…(こそこそ)
前半は人前で致したり、人前で無理矢理致されたり…的な羞恥プレイ(プレイ?)満載。
よって、お鬼畜モードなお嬢様にもお勧め出来ます。
ただ、ひろが一番推して行きたいのは、ヒトが隠している己の汚い部分、そして知る由もなかった友人の闇の部分、閉ざされた空間の中で変質し剥き出しになる本性…。。。
そう云う、リアルなヒトの「痛さ」みたいな部分が描かれているところ。
そんな中で交錯するそれぞれの心情と、ぶつけられる本音や、背負っている暗い過去などなどなど、切なくて切なくて、涙が止まりませんでした
以下、レビューと云うかもうただの雑感・萌え散らしです(苦笑)。
普段の乙女ゲームとは違って、BLCDのレビューのようにストーリーから語りたいっ!
但し、ストーリーがとても良かったのでネタバレしない方が愉しめるかもしれません。
けれど、ネタバレしないで語ることはひろには不可能ですので、大丈夫な方だけ閲覧下さい。
また、声優さんが普段活動している時とは別のお名前でご出演なさっているので、18禁BLPCゲームと云う観点も配慮しまして、微妙な伏せ字でお送り致します。
ぶっちゃけ声ヲタならサンプルヴォイスを聴けばすぐに解りますが(苦笑)、お名前を変えているのにもそれなりに理由や意味があるのだろうと云うことで。
このブログ、検索避けとか一切していないので、念の為…。
・システム面
超絶に快適! 此処まで快適なゲームは初と云えるかもしれません。
ゲーム画面、軽いです。ひろの環境では一度も動作が重くなりませんでした。
クイックセーブ・クイックロード、「前の選択肢に戻る」、履歴閲覧、オートモードまでメッセージウィンドウに組み込まれており、ボタンひとつクリックするだけで一切ストレスがありません。
画面・サウンド・テキストを可也細かく自分好みに設定出来るのも好印象。
既読スキップも快適です。
画像処理も早く、選択肢を選んだ後もスキップが継続される心配りが素晴らしい。
クロニクルシステムのお陰で、ストーリー分岐が目で見て解りやすく、セーブスロットが充実しているお陰でフルコンプへの不安もありませんでした。
また、エクストラモードにはスチル閲覧機能に、音楽再生機能、イベント再生機能など、基本的に欲しいところはきっちりと押さえてある印象です。
・イラスト
一言で云うと、大満足
最初から最後まで、一切妥協のないCG。細部まで美しいです。
立ち絵とスチルとの違和感も全く無く(欲を云えば、煌の立ち絵が若干スチルCGに負けていたように感じますが)、兎に角美麗。
スチル枚数も非常に多くて大満足でした…
絡みのシーンのスチルは圧巻。
このゲーム、最終的には絡みが7割(!)と云った印象なのですが(あくまでも印象であって、実際は違います)、どのスチルも違ったアングルで大胆な構図。
何処までサービス精神旺盛なんでしょうか、コアダスクさん…。
このゲームをこの価格で売るって凄いことだと思います。
立ち絵やスチルだけでも値段分の価値があるくらい。
キャラ絵もさることながら、背景にも圧巻!
調度品や植物など、細かいところまで貧相な造りのところがないです。
また、ゲーム画面のメッセージ枠やクロニクルへリンクされている宝石、クロニクル画面なども細部まで拘った造り。
個人的に大好きだったのが、煌と拓人との大晦日の雪のシーン。
対面した2人の1枚絵に、ゆっくりと雪が降り注ぎ、拓人の唇からだけ、断続的に白い吐息が零れるのがとても幻想的で、ハイクオリティのアニメーションを観ているようでした。
また、煌の館にて昼から夜へと移り変わる時に、蝋燭に火が灯るグラフィックがとても綺麗で、火の灯る音と共に何度観ても飽きませんでした。
同じく、煌の館での時を刻むために、朝起きると拓人が暖炉かチェストのようなものに、1本ずつ瑕を刻んで行く行為もとても好み。
何処までもどっぷりと世界観に浸れます。
・ストーリー
20XX年、ヨコハマ。
幼い頃に経験した両親との死別や、引き取られた義父からの性的虐待によるトラウマから、他人と触れ合うことへの恐怖を抱く大学生・拓人(T花さん)。
彼は、同居人でもありバンド仲間でもある遼太(某お兄ちゃん)と、花屋でのアルバイトとバンドの練習に明け暮れる日々を送っていた。
そんな或るクリスマスの夜、1人の男(K田さん)が拓人のアルバイト先を訪れる。
男は大きな白い薔薇の花束を買い求めて立ち去って行ったが、不思議なことに拓人はその男に見覚えがあるような気がしていた。
彼は、拓人が育ったイギリスで、花の名前を教えてくれた男と似ていた。
それ以来、頻繁に店を訪れるようになった男と拓人は言葉を交わすようになり、拓人の中には男への親近感が急速に芽生えていく。
しかし、年が明けて暫く経った頃、煌と名乗るその男が何の前触れもなく姿を見せなくなった。
微かな寂しさを覚える拓人に、ある夜入った煌からの連絡。
病に倒れたと云う彼を見舞うため、彼の館に同行した遼太と共にそこに閉じ込められてしまい――。
囚われた闇の館で、拓人は忌まわしい煌の秘密を知ってしまう。
『この館から出たければ、私を殺すがいい』
嘲笑と共に、何度も煌から向けられるその言葉。
閉ざされた空間の中で、煌、拓人、遼太…、それぞれの想いが交錯し、歪み、変質してゆく。
拓人は煌を殺すことが出来るのか──。
ああもう、ストーリーを打ち出しているだけで泣きそうです
凄くしっかりした造りの、切なくて退廃的で美しいストーリー。
BLPCゲームって素晴らしい! と叫びたくなりました。
BLCDのように尺の短さがない分、こんなに壮大でしっかりした内容が入り切るんですね。
1本のストーリーとしても面白いのですが、キャラクタがとても作り込まれていて圧倒されました。
また、攻略対象キャラが2人しか居ないのが逆に良かったのだと思います。
そのお陰で1本のストーリーに矛盾が出ないし、キャラクタのシナリオの濃度も高く、とっても(!)満足しました。
ひろが最近PlayしたBLPCゲームは攻略対象の多いものが殆どで、フルコンプどころか途中で飽きて投げてしまうものが多く、今回は新鮮でした。
ひろにはこう云う、攻略対象が少ないゲームの方が合っているのかもしれません。
が、普段それじゃあ満足出来ない方でも、メサイアはきっと満足出来ると思います。
攻略対象が少なくても、間延びしてしまったり飽きてしまうゲームは世間に溢れていますが、このゲームは最後まで続きが気になって仕方なくて、ひろは丸1日掛けてコンプしちゃいました(…)。
・以下延々と雑感
攻略対象は2人。
主人公・拓人(たくと)が閉じ込められた館の主人、煌(こう)。
彼は永い時間を生きてきた吸血鬼で、ある目的のために拓人と遼太を自らの屋敷に閉じ込めます。
煌のお声は、K田さん。
囁くような独特の抑揚でもって喋られる方なので、非常に癖が強いですが、今回の役はぴったり過ぎるほどにぴったりでした。
限りなく低音なのに信じられないほど糖度の高い甘〜〜いお声。
此処まで吸血鬼に似合うとは…驚きです。
淡々とした喋りが逆に煌の孤独感や優しさ、諦めなんかをとても感じさせて、煌が困ったように穏やかに笑いながら逝くシーンは何度見ても涙がぽろぽろと止まりませんでした。
K田さんのお声って、現実の男臭い男よりも、こう云う幻想的な役の方がいっそ現実感があるのかもしれません。
彼のお鬼畜なプレイもみっしり。
この物語のTrueルートは彼の方でしたが、普通のENDもBAD ENDも兎に角切なくて泣きました。
ヴェロニカやアリスも大好きでした。
そしてひろが萌え悶え、その上切なさに何でそこで? と思うようなところで大号泣した、煌の館に一緒に閉じ込められる羽目になった、拓人の親友でルームメイトの遼太(りょうた)。
五人兄弟の末っ子の彼は、純粋で天真爛漫、猪突猛進。快活さから人好きされるタイプ。
その反面、常に家族や友人など、支えとなってくれる人間が居たために、本当の意味での孤独や挫折を味わったことがありません。
また精神的に幼いため、衝動的な行為に走りがち。。。
そんな遼太のお声は何と(!)某お兄ちゃん。最早某とか云う意味ないですが(苦笑)
ひろがお兄ちゃんのお声を激しく認識したのが、某学園もののBLゲームだったのですが、その時彼はとっても儚い雰囲気の役だったので、こんな元気なわんこ後輩を演るの?? と思いましたが、何の違和感もありませんでした(笑)。
ゲーム開始後数分で、主人公・拓人(T花さん)の脱ぎ捨てたパジャマに顔を押し付けて独りで致し始めてビビったものの(…)、ただのへたれわんこではなかった彼。
館に閉じ込められ、外に出られない、逃げられない状況の中で追い詰められ、そんな生活の中で露呈していく、弱さや影の部分。。。
日常生活で露呈することは先ず有り得ないわけですが、そう云う人の本心ってやつとじっくり向き合うストーリー。
悪し様に云えば地味ですが、凄く面白かったです。
何時も向日葵のように明るい遼太ですが、彼にもちゃんと闇の部分はあって。
それは、何時ものあっけらかんとした遼太からは想像も付かないような。。。
けれど、人間って正にそうですよね。
この人はこう、この人はこう、なんて一面しかない人なんて絶対に有り得ない。
その辺りの描写が妙にリアルで惹きこまれました。
ひろが切なさで大泣きしたシーンのことを書く前に、主人公・拓人(たくと)のことを。
イギリス出身のクォーター。
両親、祖母、養父と、周囲の人間が相次いで死亡すると云う暗い過去を持つ。
他人と交流することも苦手だが、社会生活を円滑にこなすためと割り切り、表向きは穏やかで笑顔を絶やさない。
外面を取り繕い、基本的に人当たりの良い拓人。
華やかな顔立ちのせいか、他人から頻繁に欲情されてしまう可哀想な子です。
ひろは、彼に物凄く感情移入してしまいました(…)。
一見、人当たりも人付き合いも良さそうに見えるけれど、実は誰にも心を開いていない。
幾ら心に重いものを抱えていたって、苦手なものやことがあったって、表面的に笑顔でそつなく取り繕える…、これがとても人間っぽくて、彼がぐぐっと心に入って来てしまって。
彼は、過去のトラウマから性的なことに対して異常に潔癖。
故に、人と深く関わることを恐れています。
そんな時に出逢った、遼太。
遼太は拓人に真直ぐな心をぶつけて来た、初めての人間だったのかもしれません。
拓人は自分にはないもの総てを持っている遼太に憧れ、遼太だけは自分に対して性的欲望を持たないで欲しいと願います。
遼太だけは、拓人を陵辱した、しようとした人間たちと同じになって欲しくなかったから。。。
だから、遼太が自分に恋心を抱いていると解ってからも、拓人は頑なに気付かない振りをします。
きっと、自分が気付いていることすら、気付きたくなかったくらいだった筈。
遼太が冗談でも性的なことを匂わせる度に、ぴしゃりと跳ね付け、はっきりとした拒絶を示す拓人。。。
…と云うような前置きがあるのですが(長)、T花さんのお声&演技、最高に良かったです。
(先日T花さんの喘ぎが聴きたい〜! と吼えていたひろにこれをお勧め下さった方のお陰で、こんな素晴らしい作品に出逢えたのです
)
中性的でたおやかな美人ヴォイス。喘いでも絶品でした

やっぱり、喘ぎは櫻井くん系
(にまり)
T花さん、是非是非もっとBLCDにもご出演なさってください…!
そしてひろが大泣きしたのは、拓人を忘れるために遼太が付き合っていた千春と云う女の子の存在が明らかになるシーンでした。
遼太が今までの思いを泣きじゃくりながら喋るのに、ひろも大号泣(…)。
うおおおおおお〜〜〜〜んっ
(煩い)
友達で居ることを望み、寧ろそれしか赦さなかった拓人に、それでも彼と一緒に居たかった遼太が、一緒に居るために凄く凄く気持ちを押し込めて悩んでいたのが辛くて可哀想で切なくて…。
お兄ちゃんの泣き声が凄く切なさを強調していて…、遼太本人のようでした。
それくらいひろは感情移入しちゃったので。。。
この手の遼太の告白シーンは幾つかあったように思いますが、その総てでぼろぼろと涙が止まりませんでした。
煌の方がずっと重い十字架を背負わされて切ない筈なのに、ひろは「友達」であるが故の葛藤みたいものに物凄く惹かれてしまったようです。
だから、告白して想いが通じた絡みはひろまでテンション上がりました
(笑)
他にも泣ける切ないシーンは沢山ありますが、敢えて此処で。
絡みは先にも書いた通り、予想を超えて吃驚するくらい濃ゆい&長いです。
ラブを伴った絡みは後半に集中していますが、それ以外でも可也多いかと…。
後半は連続して絡みがあったりで、大体20〜30分くらいの絡みが色んなヴァリエーションで連発されたりして、お腹いっぱいになりました(笑)。
ひろは何処までも遼太ルートが好きなのですが、エンディング分岐でリバ有りです。
最初っから、受×受っぽいなあとは思っていたわけで(笑)。
基本的に、へたれわんこ×ツンデレが好みなので、遼太×拓人の方が萌えましたが、リバもT花さんの攻めも中々美味で聴けておいしかったのは紛れもない事実です
(笑)
でもやっぱり、「萌え」の観点から行くと、遼太のわんこ攻めの方が
自分が抱いているのは拓人だと確認するみたいに、何度も何度も情熱的に拓人、拓人って繰り返すのに(本当にしつこいくらい!/笑)ひろの方がキュンとしてしまいましたよ…。
長々つらつらと萌え散らして来ましたが、本当に心からお勧め出来るゲームです。
濃ゆさを求める方にも、切なさを求める方にもきっと満足して戴ける筈。
と云うか、ひろが今(今更)非常にこのゲームに萌えているので、熱く語れる方を発掘したいだけなのですが(真)。

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MESSIAH Popular Edition

お勧め:★★★★★
年齢区分 :18禁(全力で18禁!!!! って感じです/どんな)
主要キャスト:皇帝・凪野隼斗・黒瀬鷹
ヤバイ!
めちゃくちゃ面白かったです、このゲーム!(大興奮)
今更、と云わないでやって下さい(笑)。
※丁度1年ほど前にリリースされたゲームです
ひろ、途中で投げ出さずにフルコンプしたBLPCゲームは初めてかもしれません(…)。
お勧め戴いた方に心より感謝

こんな良作をスルーしていた自分が恐ろしい…。
これ、Playしていない方に激しくお勧めしたいです!
キーワードは、吸血鬼・監禁・西洋・館・魔性受け・へたれ年下わんこ攻め・リバ・退廃・ホラー・ダーク・切ない。(多!)
エロスはかなり濃厚。濃ゆいと云うか、特濃! と云う感じ(笑)。
ただ、それだけじゃない芯のしっかりとしたストーリーです。
ホラーとかダークとか書きましたが、ぐろくはないです。(て、ひろさんの云うことだからなあ…/…)
そこまで痛い痛い痛い無理! みたいな描写&シーンはありません。
ハイヒールでナニをぐりぐりされる痛いシーンは1つだけありましたが…(こそこそ)
前半は人前で致したり、人前で無理矢理致されたり…的な羞恥プレイ(プレイ?)満載。
よって、お鬼畜モードなお嬢様にもお勧め出来ます。
ただ、ひろが一番推して行きたいのは、ヒトが隠している己の汚い部分、そして知る由もなかった友人の闇の部分、閉ざされた空間の中で変質し剥き出しになる本性…。。。
そう云う、リアルなヒトの「痛さ」みたいな部分が描かれているところ。
そんな中で交錯するそれぞれの心情と、ぶつけられる本音や、背負っている暗い過去などなどなど、切なくて切なくて、涙が止まりませんでした

以下、レビューと云うかもうただの雑感・萌え散らしです(苦笑)。
普段の乙女ゲームとは違って、BLCDのレビューのようにストーリーから語りたいっ!
但し、ストーリーがとても良かったのでネタバレしない方が愉しめるかもしれません。
けれど、ネタバレしないで語ることはひろには不可能ですので、大丈夫な方だけ閲覧下さい。
また、声優さんが普段活動している時とは別のお名前でご出演なさっているので、18禁BLPCゲームと云う観点も配慮しまして、微妙な伏せ字でお送り致します。
ぶっちゃけ声ヲタならサンプルヴォイスを聴けばすぐに解りますが(苦笑)、お名前を変えているのにもそれなりに理由や意味があるのだろうと云うことで。
このブログ、検索避けとか一切していないので、念の為…。
・システム面
超絶に快適! 此処まで快適なゲームは初と云えるかもしれません。
ゲーム画面、軽いです。ひろの環境では一度も動作が重くなりませんでした。
クイックセーブ・クイックロード、「前の選択肢に戻る」、履歴閲覧、オートモードまでメッセージウィンドウに組み込まれており、ボタンひとつクリックするだけで一切ストレスがありません。
画面・サウンド・テキストを可也細かく自分好みに設定出来るのも好印象。
既読スキップも快適です。
画像処理も早く、選択肢を選んだ後もスキップが継続される心配りが素晴らしい。
クロニクルシステムのお陰で、ストーリー分岐が目で見て解りやすく、セーブスロットが充実しているお陰でフルコンプへの不安もありませんでした。
また、エクストラモードにはスチル閲覧機能に、音楽再生機能、イベント再生機能など、基本的に欲しいところはきっちりと押さえてある印象です。
・イラスト
一言で云うと、大満足

最初から最後まで、一切妥協のないCG。細部まで美しいです。
立ち絵とスチルとの違和感も全く無く(欲を云えば、煌の立ち絵が若干スチルCGに負けていたように感じますが)、兎に角美麗。
スチル枚数も非常に多くて大満足でした…

絡みのシーンのスチルは圧巻。
このゲーム、最終的には絡みが7割(!)と云った印象なのですが(あくまでも印象であって、実際は違います)、どのスチルも違ったアングルで大胆な構図。
何処までサービス精神旺盛なんでしょうか、コアダスクさん…。
このゲームをこの価格で売るって凄いことだと思います。
立ち絵やスチルだけでも値段分の価値があるくらい。
キャラ絵もさることながら、背景にも圧巻!
調度品や植物など、細かいところまで貧相な造りのところがないです。
また、ゲーム画面のメッセージ枠やクロニクルへリンクされている宝石、クロニクル画面なども細部まで拘った造り。
個人的に大好きだったのが、煌と拓人との大晦日の雪のシーン。
対面した2人の1枚絵に、ゆっくりと雪が降り注ぎ、拓人の唇からだけ、断続的に白い吐息が零れるのがとても幻想的で、ハイクオリティのアニメーションを観ているようでした。
また、煌の館にて昼から夜へと移り変わる時に、蝋燭に火が灯るグラフィックがとても綺麗で、火の灯る音と共に何度観ても飽きませんでした。
同じく、煌の館での時を刻むために、朝起きると拓人が暖炉かチェストのようなものに、1本ずつ瑕を刻んで行く行為もとても好み。
何処までもどっぷりと世界観に浸れます。
・ストーリー
20XX年、ヨコハマ。
幼い頃に経験した両親との死別や、引き取られた義父からの性的虐待によるトラウマから、他人と触れ合うことへの恐怖を抱く大学生・拓人(T花さん)。
彼は、同居人でもありバンド仲間でもある遼太(某お兄ちゃん)と、花屋でのアルバイトとバンドの練習に明け暮れる日々を送っていた。
そんな或るクリスマスの夜、1人の男(K田さん)が拓人のアルバイト先を訪れる。
男は大きな白い薔薇の花束を買い求めて立ち去って行ったが、不思議なことに拓人はその男に見覚えがあるような気がしていた。
彼は、拓人が育ったイギリスで、花の名前を教えてくれた男と似ていた。
それ以来、頻繁に店を訪れるようになった男と拓人は言葉を交わすようになり、拓人の中には男への親近感が急速に芽生えていく。
しかし、年が明けて暫く経った頃、煌と名乗るその男が何の前触れもなく姿を見せなくなった。
微かな寂しさを覚える拓人に、ある夜入った煌からの連絡。
病に倒れたと云う彼を見舞うため、彼の館に同行した遼太と共にそこに閉じ込められてしまい――。
囚われた闇の館で、拓人は忌まわしい煌の秘密を知ってしまう。
『この館から出たければ、私を殺すがいい』
嘲笑と共に、何度も煌から向けられるその言葉。
閉ざされた空間の中で、煌、拓人、遼太…、それぞれの想いが交錯し、歪み、変質してゆく。
拓人は煌を殺すことが出来るのか──。
ああもう、ストーリーを打ち出しているだけで泣きそうです

凄くしっかりした造りの、切なくて退廃的で美しいストーリー。
BLPCゲームって素晴らしい! と叫びたくなりました。
BLCDのように尺の短さがない分、こんなに壮大でしっかりした内容が入り切るんですね。
1本のストーリーとしても面白いのですが、キャラクタがとても作り込まれていて圧倒されました。
また、攻略対象キャラが2人しか居ないのが逆に良かったのだと思います。
そのお陰で1本のストーリーに矛盾が出ないし、キャラクタのシナリオの濃度も高く、とっても(!)満足しました。
ひろが最近PlayしたBLPCゲームは攻略対象の多いものが殆どで、フルコンプどころか途中で飽きて投げてしまうものが多く、今回は新鮮でした。
ひろにはこう云う、攻略対象が少ないゲームの方が合っているのかもしれません。
が、普段それじゃあ満足出来ない方でも、メサイアはきっと満足出来ると思います。
攻略対象が少なくても、間延びしてしまったり飽きてしまうゲームは世間に溢れていますが、このゲームは最後まで続きが気になって仕方なくて、ひろは丸1日掛けてコンプしちゃいました(…)。
・以下延々と雑感
攻略対象は2人。
主人公・拓人(たくと)が閉じ込められた館の主人、煌(こう)。
彼は永い時間を生きてきた吸血鬼で、ある目的のために拓人と遼太を自らの屋敷に閉じ込めます。
煌のお声は、K田さん。
囁くような独特の抑揚でもって喋られる方なので、非常に癖が強いですが、今回の役はぴったり過ぎるほどにぴったりでした。
限りなく低音なのに信じられないほど糖度の高い甘〜〜いお声。
此処まで吸血鬼に似合うとは…驚きです。
淡々とした喋りが逆に煌の孤独感や優しさ、諦めなんかをとても感じさせて、煌が困ったように穏やかに笑いながら逝くシーンは何度見ても涙がぽろぽろと止まりませんでした。
K田さんのお声って、現実の男臭い男よりも、こう云う幻想的な役の方がいっそ現実感があるのかもしれません。
彼のお鬼畜なプレイもみっしり。
この物語のTrueルートは彼の方でしたが、普通のENDもBAD ENDも兎に角切なくて泣きました。
ヴェロニカやアリスも大好きでした。
そしてひろが萌え悶え、その上切なさに何でそこで? と思うようなところで大号泣した、煌の館に一緒に閉じ込められる羽目になった、拓人の親友でルームメイトの遼太(りょうた)。
五人兄弟の末っ子の彼は、純粋で天真爛漫、猪突猛進。快活さから人好きされるタイプ。
その反面、常に家族や友人など、支えとなってくれる人間が居たために、本当の意味での孤独や挫折を味わったことがありません。
また精神的に幼いため、衝動的な行為に走りがち。。。
そんな遼太のお声は何と(!)某お兄ちゃん。最早某とか云う意味ないですが(苦笑)
ひろがお兄ちゃんのお声を激しく認識したのが、某学園もののBLゲームだったのですが、その時彼はとっても儚い雰囲気の役だったので、こんな元気なわんこ後輩を演るの?? と思いましたが、何の違和感もありませんでした(笑)。
ゲーム開始後数分で、主人公・拓人(T花さん)の脱ぎ捨てたパジャマに顔を押し付けて独りで致し始めてビビったものの(…)、ただのへたれわんこではなかった彼。
館に閉じ込められ、外に出られない、逃げられない状況の中で追い詰められ、そんな生活の中で露呈していく、弱さや影の部分。。。
日常生活で露呈することは先ず有り得ないわけですが、そう云う人の本心ってやつとじっくり向き合うストーリー。
悪し様に云えば地味ですが、凄く面白かったです。
何時も向日葵のように明るい遼太ですが、彼にもちゃんと闇の部分はあって。
それは、何時ものあっけらかんとした遼太からは想像も付かないような。。。
けれど、人間って正にそうですよね。
この人はこう、この人はこう、なんて一面しかない人なんて絶対に有り得ない。
その辺りの描写が妙にリアルで惹きこまれました。
ひろが切なさで大泣きしたシーンのことを書く前に、主人公・拓人(たくと)のことを。
イギリス出身のクォーター。
両親、祖母、養父と、周囲の人間が相次いで死亡すると云う暗い過去を持つ。
他人と交流することも苦手だが、社会生活を円滑にこなすためと割り切り、表向きは穏やかで笑顔を絶やさない。
外面を取り繕い、基本的に人当たりの良い拓人。
華やかな顔立ちのせいか、他人から頻繁に欲情されてしまう可哀想な子です。
ひろは、彼に物凄く感情移入してしまいました(…)。
一見、人当たりも人付き合いも良さそうに見えるけれど、実は誰にも心を開いていない。
幾ら心に重いものを抱えていたって、苦手なものやことがあったって、表面的に笑顔でそつなく取り繕える…、これがとても人間っぽくて、彼がぐぐっと心に入って来てしまって。
彼は、過去のトラウマから性的なことに対して異常に潔癖。
故に、人と深く関わることを恐れています。
そんな時に出逢った、遼太。
遼太は拓人に真直ぐな心をぶつけて来た、初めての人間だったのかもしれません。
拓人は自分にはないもの総てを持っている遼太に憧れ、遼太だけは自分に対して性的欲望を持たないで欲しいと願います。
遼太だけは、拓人を陵辱した、しようとした人間たちと同じになって欲しくなかったから。。。
だから、遼太が自分に恋心を抱いていると解ってからも、拓人は頑なに気付かない振りをします。
きっと、自分が気付いていることすら、気付きたくなかったくらいだった筈。
遼太が冗談でも性的なことを匂わせる度に、ぴしゃりと跳ね付け、はっきりとした拒絶を示す拓人。。。
…と云うような前置きがあるのですが(長)、T花さんのお声&演技、最高に良かったです。
(先日T花さんの喘ぎが聴きたい〜! と吼えていたひろにこれをお勧め下さった方のお陰で、こんな素晴らしい作品に出逢えたのです
)中性的でたおやかな美人ヴォイス。喘いでも絶品でした


やっぱり、喘ぎは櫻井くん系
(にまり)T花さん、是非是非もっとBLCDにもご出演なさってください…!
そしてひろが大泣きしたのは、拓人を忘れるために遼太が付き合っていた千春と云う女の子の存在が明らかになるシーンでした。
遼太が今までの思いを泣きじゃくりながら喋るのに、ひろも大号泣(…)。
「俺は…拓人のことが好きで…ずっと一緒に居たくて…。
最初は一緒に居られるのが嬉しくて…、でも、段々おかしくなって…。
た、拓人に…触れたいって思うようになって…っ…。
でも…拓人も…俺も、男だし…、
でも、拓人は…その辺の女より綺麗だし、色っぽいし…、
だから俺…勘違いしてるのかなって…。
それに…拓人はそう云うネタとかもすげー嫌ってたし……
このまま千春といたら…、拓人のことも忘れられるかなって…
でも…っ、駄目だったんだ…。
あの匂いを感じるたびに、拓人のことを思い出して…
抱いたら同じ匂いがするのかなって…、
拓人も…、こんな風に俺に縋ってくれるのかなって…
でも…拓人は…きっとそんなこと赦してくれないだろうって…、
早く拓人のこと忘れなきゃって…っ!」
うおおおおおお〜〜〜〜んっ

(煩い)友達で居ることを望み、寧ろそれしか赦さなかった拓人に、それでも彼と一緒に居たかった遼太が、一緒に居るために凄く凄く気持ちを押し込めて悩んでいたのが辛くて可哀想で切なくて…。
お兄ちゃんの泣き声が凄く切なさを強調していて…、遼太本人のようでした。
それくらいひろは感情移入しちゃったので。。。
この手の遼太の告白シーンは幾つかあったように思いますが、その総てでぼろぼろと涙が止まりませんでした。
煌の方がずっと重い十字架を背負わされて切ない筈なのに、ひろは「友達」であるが故の葛藤みたいものに物凄く惹かれてしまったようです。
だから、告白して想いが通じた絡みはひろまでテンション上がりました
(笑)他にも泣ける切ないシーンは沢山ありますが、敢えて此処で。
絡みは先にも書いた通り、予想を超えて吃驚するくらい濃ゆい&長いです。
ラブを伴った絡みは後半に集中していますが、それ以外でも可也多いかと…。
後半は連続して絡みがあったりで、大体20〜30分くらいの絡みが色んなヴァリエーションで連発されたりして、お腹いっぱいになりました(笑)。
ひろは何処までも遼太ルートが好きなのですが、エンディング分岐でリバ有りです。
最初っから、受×受っぽいなあとは思っていたわけで(笑)。
基本的に、へたれわんこ×ツンデレが好みなので、遼太×拓人の方が萌えましたが、リバもT花さんの攻めも中々美味で聴けておいしかったのは紛れもない事実です
(笑)でもやっぱり、「萌え」の観点から行くと、遼太のわんこ攻めの方が

自分が抱いているのは拓人だと確認するみたいに、何度も何度も情熱的に拓人、拓人って繰り返すのに(本当にしつこいくらい!/笑)ひろの方がキュンとしてしまいましたよ…。
長々つらつらと萌え散らして来ましたが、本当に心からお勧め出来るゲームです。
濃ゆさを求める方にも、切なさを求める方にもきっと満足して戴ける筈。
と云うか、ひろが今(今更)非常にこのゲームに萌えているので、熱く語れる方を発掘したいだけなのですが(真)。






